2012年7月30日月曜日

鼻毛鯖RAID1構築手順

鼻毛鯖(Express5800/S70 タイプSR)でRAID1を構築し、運用するまでの準備をまとめておこうと思います。

まずは鼻毛鯖ではRAIDは物理的なスイッチがあるので、そこの設定を行います。
M/Bのケース下部、黄色い端子の左側にある黒いジャンパーを入れ替えます。
初期状態だと、

無 無 無 有 無 

だと思いますが、一番右側のものを一つ左へ移します。

無 無 無 有  無

HDD(もしくはSSD)はSATAポート1・2と順番に接続します。

これで物理的な設定は終わりですので、ケースを閉じて設置してもおkです。マウス、キーボードなど基本的な機器を接続し、電源を入れます。

起動時に Ctrl & M を押下するとRAID用の設定画面が表示されます。

「Configure」→「Easy Configuration」

0に表示されているREADYにカーソルを合わせ、スペースを押下。ONLINE A00と表示が変わる。これを1にも行う。

F10キーを押し、SPAN-1と表示されることを確認の後、スペースキーを押す。
再び、F10キーを押すと、Virtual Drive0のウインドウになるので、DWC(Disk Write Cache)をOnにする。

Escを複数回押し、セーブするか聞かれたらセーブを行う。TOPメニューからInitializeを選択してスペースを押す。F10をおして終了。再起動して、OSのインストールに入る。

RAID用のドライバは
http://support.express.nec.co.jp/dload/411296-A01/index.html
を使う。USBメモリ等に入れておくと良い。


今回はWindows Server 2008 R2での運用のため、ここからOSが異なる方は少々手順が異なるかも。概ねは同じはずなので、違うOSの方にももしかしたら参考になるかも。

RAID1は構築しても、そのままではHDDの障害情報を得ることができない。なので、専用の監視ソフトウェアをインストールする必要がある。

ESMPRO/ServerManager Ver. 5.54 (Windows)
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010101231

をインストールする。結構サイズが大きいので時間がかかるかも。

次に
Universal RAID Utilityの最新版を
http://support.express.nec.co.jp/pcserver/result_download.php?series=1&subcates=3

から検索し、インストールする。

以上ですべての作業が終了。詳細なマニュアルが付属しているので色々と確認して欲しい。
とりあえずRAIDビューアで二台のHDDが正常に動いていることを確認できれば良いのかな?


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